---- 北の系2005 ----
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イラク戦争報道管制問題(番外編その6)
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2003.6.14

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2003年5月27日/テレビ朝日/ニュースステーション
(テレビ朝日/ニュースステーション)
2003年5月27日、民主党菅直人代表会見
「おだてられ歓待されたからとそれだけで物事を
判断するのは、まさにYESとしか言えない外交」

今度はイラク派遣法、だそーです。内容は「イラク侵略日本軍参戦法」ということのようですが。

もはや自衛隊のどこが「自衛」なんだか、わけがわからなくなってきましたね。

軍事力での解決に協力しさえすれぱ安心だと思っている人の思考停止ぶりは、「有事ボケ」と評すべきでしょうか。

裸の王様に「素敵なお召し物で御座いますね王様」と言っていたポチが、子どもに「王様は裸だ」と言われて逆上する日も、そう遠くはないかもしれません。

2003年6月10日/テレビ朝日/ニュースステーション
2003年6月10日来日した米国務副長官。
1.5兆円の戦費を受けとっておきながら、
「湾岸戦争時に日本は観客だった」だと。

トリスのテレビCMに出て来るオヤジみたいな姿の米国務副長官が、来日した時に日本政府を指して「湾岸戦争時に日本は観客だった」と言っていました。

馬鹿にしてますよね、日本を。

掃海艇を派遣して、一兆五千億円の戦費援助をアメリカのペンタゴンに直接振り込んで、追加支援もやって、クウェートとイラクの再建の一部を放棄した日本って「観戦していただけの観客」だったのでしょうか?

その不埒な言い分に黙って頷いている福田ポンポン官房長官その他政府関係者の自虐ぶりには呆れます。マゾヒストですか、日本政府は?

日頃から自虐史観を声高に批判している極右の人たちは、こういう時こそ自虐的な政府を批判すべきですが、なぜか沈黙を守っていますね。ダブルスタンダードを見た思いがします。

平山元経済産業大臣は、かつて国会で「クウェートは、日本のことを見ていただけの観客とは思っていない」という趣旨のことを言っていました。

米国務副長官を批判できない政府は無能ばかりの寄せ集めですか?

 

第151回国会 経済産業委員会 第10号(2001/04/11)

平沼国務大臣 私はクウェートの要人の皆様方とお会いをしますと、クウェートの皆様方は、湾岸戦争のときの日本の協力に対して、非常にそれを多としている、そのことを必ず皆様方は言われます。あのときには、これもよく御承知のことでございますけれども、九十億ドルの追加支援をするとか、あるいは機雷の掃海艇を特に出した。そして、日本の機雷撤去技術というのは非常に高度なものがあって、そういうことで非常に評価をされている。


「戦争」だけが試合の場で、「武器を持って血を流すこと」だけがプレーだと勘違いしている米国務副長官の認識に、日本政府ははっきりNOを言うべきですが、それを言えないあたりが、やはりポチのポチたる所以かもしれません。

そういうポチの仲間に、黙々と選挙で一票入れてる国民が、諸悪の根源ではありますが。

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さて。今、イラクでは侵略軍(米英軍)による「占領統治」が実施されています。

「派兵することが国際社会に貢献すること」だと思っている人がたくさんいるみたいですが、そういう人は見えていないかもしれませんね、占領統治の実態や、そこに日本人が武器を持って行けばどうなるか、が。

「占領統治」が正当かどうかという議論を一切無視できると仮定しても(そんな仮定は成立しないと思いますが)、実際に「占領統治」に日本軍を派兵することの現実的な効果や問題を考慮しないのは、問題でしょう。

死ぬことになるかもしれない自衛官やその家族の身にもなって、よく考えて見てください。

人間を殺したり殺されたりする準備ができていますか? 

2003.6.8 / AP Photo / Ali Haider
( AP Photo / Ali Haider )
侵略軍が非武装民間人18人を射殺したファルージャの光景。
自爆テロを警戒して少女たちにも銃を向けながら
「治安維持」をしている。

この写真は、イラクで米軍による虐殺事件が起きたイラクの都市ファルージャの、6月8日の写真です。

ファルージャでは、侵略軍が学校を接収(略奪)して使っていました。(どうやらこの女の子たちが通学する学校は大丈夫のようです。)

米軍は治安維持のため軍隊を駐留させていると説明しているそうですが、なぜ銃口を少女たちにも向けているんでしょう?

それはやっぱり、自爆テロを警戒しているからですよね。

あちらでは手榴弾が格安で誰でも入手できますし、現に手榴弾を使った事件が発生しているそうです。

2003.5.9 / REUTERS / Akram Saleh
( 2003.5.9 / AP Photo / Akram Saleh )
バクダッドで発生したテロ誤爆事件。
Khaled Ahmed という人が自爆テロリストと疑われて
米陸軍兵に射殺された。

これは、バクダッドで発生したテロ誤爆事件の光景です。

米陸軍兵士は、自動車を装甲車で路肩に押し出し、運転者を後ろから頭を狙撃し、殺害しました。

2003.5.9 / アルジャジーラテレビ
( 2003.5.9 / アルジャジーラテレビ )
バクダッドで発生したテロ誤爆事件。

この事件は、明かに自爆テロを警戒し過ぎて発生した殺人事件です。

現在、この事件に関して、米軍関係者が責任に問われているという情報はありません。

2003.5.9 / AP Photo / Akram Saleh
( 2003.5.9 / AP Photo / Akram Saleh )
バクダッドで発生したテロ誤爆事件。
車内血まみれ。

アメリカ軍の「疑わしきは射殺」は今にはじまったことではありませんが、ひどいですね。脳や血が車内に飛び散ってます。

射殺した部隊の米兵が社内に爆発物があるかどうかを捜査したところ、車内からは爆発物など自爆テロの証拠となるものはまったく見つからなかったそうです。

これは非武装民間人に対する誤爆であり、虐殺です。

こんな軍隊に「協力」し、いっしょに「行動」し、場合によっては「協力して指揮に従い」、そして「武器使用も認める」というのがイラク支援法と呼ばれる制度です。

国際協力? 冗談も休み休み言えって言いたくなりますね。

2003.5.9 / AP Photo / Ali Haider
( 2003.6.8 / AP Photo / Ali Haider )
イラク、ファルージャ市の米軍による「スンニー派狩り」
イラクに法秩序は無い。武力が法になっている。

この写真は、ファルージャでの侵略軍による取締りです。

パイプ工場で窃盗していた容疑だそうですが、略奪しているという理由は「スンニー派指導者狩り」の単なる口実になっているのが現状のようです。

米国政府の思い通りになる傀儡政権をつくるために、宗教指導者はいまのうちに始末しておこうというつもりなのでしょう。

こんなことを日本人がイラクで協力させられる法律をつくる必要があるんでしょうか?

2003.5.9 / AP Photo / Ali Haider
( 2003.6.8 / AP Photo / Ali Haider )
イラク、ファルージャ市の米軍による「スンニー派狩り」
米陸軍が作った新聞を読ませてイラク国民を洗脳中。

で、侵略軍が逮捕してなにをしているのかというと、指導者は誰だと尋問しているだけではなく、侵略軍が作った新聞をこんなふうに読ませています。

結局、ある種の報道管制とプロバガンダ、治安維持という名目での宗教組織弾圧をやって、都合の良い傀儡政権を作ろうとしているわけです。

新聞に何が書いてあるのかはわかりませんが、米英軍の戦争目的は正しい、イラク人のために戦争をやっているのだという内容なのでしょう。

2003.5.9 / AP Photo / Ali Haider
( 2003.6.8 / AP Photo / Ali Haider )

2003.5.9 / AP Photo / Ali Haider
( 2003.6.8 / AP Photo / Ali Haider )

ぶっちゃけ「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」というのは、帝国に忠誠を誓うのなら、支援予算という献上品だけではなく、汚い仕事に手を染めて血を流せということでしょう。

うまい金儲けをしたいなら日本人も汚い仕事をして血を流せと。

なんだか日本のいまの状況って、暴力団を抜けようかどうか迷っている組員がヤバイ仕事をして抜けられなくなっているような状況ですね。

暴力団抗争で動揺した組員に幹部がチャカ(拳銃)持たせて、「一発撃って来い」と命じ、拒否すればその場でリンチして見せしめにし、命令に従ったらもう逃げ場が無くなるという例のアレに似てます。

そんなグループとつきあったり、武力を持っていること自体がそもそも間違いだと思うんですけれどね、私は。

別に私は反米では無いので、国としての友好は必要だと思ってます。ですが、いまのジョージ君の政権とは距離を置くべきはありませんかね、日本は。

2003.5.9 / AP Photo / Ali Haider
イラクの反占領統治デモ。
イラク人が手にしている紙にはこう書かれている。
「合衆国=サダム」
「日本=サダム」と批判される日は近い?

2003.5.9 / AP Photo / Ali Haider
イラクの子どもから花を受け取るアメリカ兵。
何人ものイラク人を殺害した兵士に笑顔は無い。
イラクは統治者を失った。
だがアメリカ人は良心と人間性を失った。
失ったモノはイラクよりもアメリカの方が大きいかもしれない。

姿は人間。心はケダモノ。

私たちがそうではないと言いきれるでしょうか?

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(キタノ)
ki@tree.odn.ne.jp
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---- 北の系2005 ----

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