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151 衆 本会議 29 2001/05/10
○志位和夫君
第三は、歴史をゆがめた教科書の問題です。
新しい歴史教科書をつくる会の教科書は、検定によって修正されたとはいえ、侵略戦争と植民地支配を美化、合理化する基調は変わっていません。例えば、この教科書では、太平洋戦争を大東亜戦争と呼んでいますが、この呼称は、太平洋戦争開始の四日後の一九四一年十二月十二日の政府閣議で、大東亜新秩序建設を目的とする戦争、すなわち、日本を盟主にしてアジア諸国を支配下に置く大東亜共栄圏が戦争目的であることを表現する呼称だということを明瞭にして決められた呼称なのであります。
政府は、一九八二年の内閣官房長官談話、それを受けた教科書検定基準の近隣諸国条項などで、侵略と植民地支配の自覚と反省を教科書作成の公式の基準とすることを内外に公約しています。
我が党は、検定制度について、言論、表現の自由を侵すものと批判してきましたが、つくる会の歴史教科書を検定合格としたことは、政府みずからの検定基準に照らしても合理化できないことであり、その誤りはみずからの責任において正すべき、すなわち、今からでも検定合格を取り消す措置をとるべきだと考えますが、いかがですか。(拍手)
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